ビデオアートセッション(2009-2011): 2009年6月アーカイブ

ビデオアートセッション 第4回 何を消すのか?

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6月21日 第4回の今回は、ビデオやサウンドから一度離れて、表現全般の話になり、ディスカッションが盛り上がりました。アート表現が常に否定してきた慣習や因習といった、固定化する考え方。現代のアート表現は次に何を否定するのか、何を消し去ればいいのか、といった深い話に及びました。今一度、美術・音楽・映画・思想史を、社会状況とあわせて振り返るという新たな課題が浮かび上がりました。

ビデオアートセッション第三回 ビデオで消す

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5月30日 
ビデオアートセッションの第三回目は、前回にでたテーマの、ビデオ映像によって何かを消すことができるかという課題を下に二つのグループで、象徴的な何かを「消す」ことにしました。その結果、形式的に消すのと、意味的に消す二つの作品が作られ、何を消すのかという根本的なディスカッションへと引き継がれました。
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写真:ディスカッションを下にビデオカメラを持って実践。討議中の参加者(上)と、形式的に消そうと、対象の周りだけを撮影してみたグループの結果(下)