お知らせ: 2011年12月アーカイブ

REFより仏アヴァンギャルドDVD2タイトルリリース!!

REFレーベルより、フランス前衛映画の貴重な映像作品2点を発行致します。ダダ・シュールレアリスムに次ぐ戦後のアヴァンギャルドとして注目される本作DVDのリリースが果たす役割は、映画/美術 分野のみならず若者文化への鼓舞を含め、非常に高いと思われます。

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シュルレアリスムからゴダールへの接点はここにあった!1950年代パリのアヴァンギャルドを代表する映画

モーリス・ルメートル 監督 『映画はもう始まったか』
(原題:Le film est déjà commencé? 1951年 フランス  65分 日本語・英語字幕付)

【解説】1951年の初上映で、あまりの過激さゆえ観客との騒動となり警察が出動して上映中止になった問題作!アート、音響詩、映画分野の多岐に渡るレトリスム映画、待望のDVD化。




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20世紀フランス・アヴァンギャルド映画 最後の巨匠  その魂のメッセージ!モーリス・ルメートル 監督 『神への道 -日仏版-』
(原題: Kami e no michi/ La voie des dieux 2002年 フランス  55分 日本語字幕付)

【解説】レトリスト(文字主義)がたどり着いたのは何と、日本!  芸術の閉塞感への挑発か、アジア文化への創造的激励か!? クリエーターから創造者=神へ、75歳のルメートルが道を拓く!映画作家が生け花、茶の湯と向き合い、古今東西のアヴァンギャルドが交差する。



モーリス・ルメートル (Maurice Lemaitre)
アーティスト。1926年パリに生まれ、大戦中レジスタンス運動後、ソルボンヌ大学哲学科に身を置き、1950年イジドール・ イズーと出会い、レトリスム(文字主義)運動に参加。以来一貫してレトリスムの可能性を探求し続け、詩、小説、演劇、絵 画、写真、映画、ダンス、さらには経済学、哲学等にいたる、広汎な作品制作、著作、企画や出版などを行なう。映画におけるその先駆的な手法は「統合的映画」と呼ばれ、ヌーベル・ヴァーグやアメリカン・アンダーグラウンド映画など様々な映画芸術に多大な影響を及ぼす。

2012年1月22日発売予定! 2940円(税込)
お求めは書店か代理店、オンラインではこちらをご利用ください。3月よりAMAZONでも取り扱いとなりました。

 

  ©Maurice Lemaitre