お知らせ: 2009年10月アーカイブ

Sabotage Syndrome - "Shot" をめぐる映像的考察:西山修平

VCT関連イベント
[amky knitting project vol.4]
上映&トーク 「Sabotage Syndrome - "Shot" をめぐる映像的考察」

<内容>
西山修平の“Shot”は6つの短編からなる“マルドロールのビデオ”の1つである。この映像と音声の関係性から現実世界とメディアにおける「破壊」という概念を考察する作品は、様々な切り口から議論することが可能な作品である。乱雑に並べられた映像と音声は、ビデオというメディアについての理解と共にある秩序として現れる。それは映像と音声それ自体により導かれる論理である。観客は映像に対して思考することを越え、映像によって思考することが求められる。今回は“Shot”の上映と解説、“マルドロールのビデオ”の紹介を通じて、映像による、映像概念の変革を通じた、世界への実践的抵抗の可能性について考察していく。