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VCTヴィデオアート・コンピレーションDVD
"L'Empire des Signifiants"「シニフィアンの帝国」

東京(T O K Y O)+ヴィデオアート(V i d e o a r t)=始動(Launch Out)!
フランスの哲学者ロラン・バルトは、70年に出版した著書「表徴の帝国」において、意味のない記号のみがあふれる日本について述べている。その記号論的アプローチは現代に置き換えると、意味内容を失った記号としてのメディア、「情報・イメージ」が当てはまるだろう。メディア天国、日本の状況において、与えられた「情報・イメージ」ではなく、それらを逆手に利用しようとする若手作家たちが提示する新世代のヴィデオアート。2001年に発売された「シニフィアンの帝国」がDVDになってリイシュー。

パリのセーヌ河で開催されたフェスティバル"Batofar" (2001, 仏)をはじめ、ドイツ、フランス、アメリカ、ブラジル、中国、韓国、インドネシア、南アフリカなど世界各国で紹介された東京発のヴィデオアートの作品集がDVDにて再発売となりました。収録作品の「Stolen Air」はキリンコンテンポラリーアートアワード'98(日本)奨励賞、transmediale98(独)入選、「MediaCage」がリーズ国際映画祭(英)に入選、「President」がボフム国際ビデオフェスティバル(独)審査員特別賞受賞、「Study on Media -education before education」カッセルドキュメンタリー&ヴィデオフェスティバル(独)入選、「a≠a あるいは踊りつづけるデヴァタたちのために」Dartメディアフェスティバル2001(豪)入選, Sparwassser "Oldhabit die Hard" 2003(独)参加など、個々の作品としても数々の受賞歴と入選を果たしております。世界に羽ばたいた日本の映像作品をこの機会にご覧下さい。

収録作品:

  1. video composition #2 "Stolen Air" 5min. 瀧 健太郎/TAKI Kentaro
  2. "media cage" 7min. 瀧 健太郎/TAKI Kentaro
  3. Study on Media "education before education" 8min.43sec. 服部 かつゆき/HATTORI Katsuyuki
  4. "President" 11min. 印牧 和美/KANEMAKI Kazumi
  5. a≠a あるいは踊りつづけるデヴァタたちのために/"a not = a or For Devatas Who Keep on Dancing" 15min.30sec. 河合 政之/KAWAI Masayuki (Total length is about 60 min)
2008年3月1日発売 
総時間60分, DVDビデオ, NTSC, 英語・韓国語字幕付 
価格 \3,990(税込)

お買い求め先:
タワーレコード新宿店(9F,NEWAGEコーナー)、またはオンラインショップAMKYにて取り扱い中! e-mailでのお買い求めはコチラ


{収録作品 Contents]

video composition #2 "Stolen Air"
瀧 健太郎 Kentaro Taki
TVを観ながら、私たちはよく何気なく「ザッピング」をしている。このチャンネルを変えて情報を得るアクティヴな態度は、映像や音をTVの番組やCMから選び取るコラージュの行為のごとくである。私は映像と音とをTVからランダムにサンプリングし、多くのクリップを構成して新しい意味を与えた。周知のとおり、ここには著作権の重要な問題がある。しかしもし著作権への配慮ゆえにこのようなサンプリングアートを行なおうとしなければ、アートの可能性は狭まる。この作品を見せることで、私の作品が「アートの社会状況」についての視点を持つということを観客に考えて欲しい。

"media cage"

瀧 健太郎 Kentaro Taki
現代において、マスメディア的なものは絶大であり絶対である。この作品は2つの檻を示している。ひとつはマスメディアの環境であり、もうひとつはマスメディア社会の中の巨大で多様な情報から私たちを防御する内面の檻である。

Study on Media "education before education"

服部 かつゆき HATTORI Katsuyuki

現代日本社会において、いわゆるマスメディアによる規範化は個人に浸透している。この作品は日本の教育テレビを詳細に見ることで、人間行動の初期における規範化の例をあらわにしている。このビデオは私たちに電子マスメディアの環境を理解させ、貴重な人間的機能が幼年時代から少しずつ失われていることを警告している。


"President"

印牧 和美KANEMAKI Kazumi

現実の破壊衝動のような「瞬間」を撮影、記録してイメージ化する。破壊前後の境界線を、何かが衝突する映像と音が一致する「瞬間」に置き、元に戻らないという概念を視覚化する。異なる瞬間の映像と音をずらし、繰り返し、引き延ばし、増やすことで破壊のイメージを破壊する。(『マルドロールのビデオ』より抜粋)

a≠a あるいは踊りつづけるデヴァタたちのために
河合 政之 KAWAI Masayuki

この作品はマスメディアとそれが映像を作り出すことで支配する社会、すなわちスペクタクルの社会を批判している。このビデオの内容はいくつかの哲学的言説とスペクタクルの社会の象徴的現象からなる。スペクタクル的都市東京の保守的な若い女性たちの上にアンコールワットの廃墟の美女「デヴァタ」が重ねられる。このビデオは同一律「a = a」を否定し、日本の伝統的な時間・空間の感覚である「間」を用いて、一般的な時間・空間の感覚から個別の契機を解放する。


ARTIST INTERVIEW

服部 かつゆき/HATTORI Katsuyuki
印牧 和美/KANEMAKI Kazumi
河合 政之/KAWAI Masayuki
瀧 健太郎/TAKI Kentaro
コンピレーションについて/Compilation Overview

 

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